シングルマザーにぴったり!育児との両立がしやすい仕事:中国の大学日本語教師

大学日本語教師

私が子連れで中国へ渡った理由

苦しかった日本でのシングルマザー生活

私は子どもが2歳の時にシングルマザーになり、
仕事と育児の両立を考えなくてはならなくなりました。
(夫はこの世界から旅立ちましたので養育費等もありません)

2歳同時は日本にいて、在宅でできるオンライン日本語教師と
オンライン中国語コーチの仕事をしていましたが、時間の自由はあるものの、
収入面で厳しく、自分で家賃7万円のアパートを借りていたので毎月の在宅ワークの収入は
ほぼ家賃だけで消えてしまうという暮らしでした。

在宅ワークだけではダメだと思い、専門学校の非常勤日本語教師の仕事も
始めましたが、ブラック学校にブラック学生で、国内の留学生と日本語学校のブラックな現状を
知り、ただでさえ心が疲弊していた当時の私は4ヶ月で心が折れ、やめました。

そもそも子供を産む前までの7年間ずっと海外で生活していたので
シングルマザーになってしまったけど何かまた海外に戻る方法はないか
考えるようになりました。

きっかけは広州で出会った日本語科教授の言葉

そんな時、夫と広州に住んでいた時に少しの間だけ言語交換をしていた
華南師範大学の日本語科教授(中国人・満族)の言葉を思い出しました。

その先生は当時中学生の息子さんがいて、大学の敷地に幼稚園から中学校まで
あり、一緒に登校して一緒に下校することもできるし、息子がいつも同じ敷地に
いるので安心で楽よ、と言っていたのです。

大学教師は子供と同じように夏休み冬休みもしっかりあるから
子供との時間もちゃんと取れる。

そう言って敷地内を案内してくれたことを思い出したのです。

これだ!

今まさに私が必要としている環境はこれだ!

予想もしていなかったシングルマザー人生に突入した私は
中国に光を見つけたのでした。

中国の大学教師がシングルマザーに合っている理由

1、教師用アパートにタダで住める!光熱費も激安!

中国の大学には教師寮があります。

単身者用の寮は大学の敷地内にあり、主に1LDK。

家族で住みたい場合は多くの大学が外に自分で部屋を借りて家賃補助をもらう形の
ようです。

うちは大学が建設した家族用アパートが大学から車で20分のところにあり
外国人教師は単身でもここに住むことになってます。

3LDK家具家電完備。

光熱費は最初の半年は大学が払ってくれていて一円も払っていません。
そのあと、冬はこの地域は暖房代が結構かかるのでガス代を払いましたが
電気代と水道代は居住1年一度も払ってません。
(どうなってるんだろ?)

つまり家賃タダで3LDKに住めて、光熱費もほぼかからない
これだけでもここに住む理由に十分じゃないかと思うくらいです。

私は日本では家賃7万円の2DKのアパートに住み
毎月光熱費も1万円くらい払ってそれが本当に生活苦の原因だったので。

中国に引っ越してきてこの家に入った時

「すご〜い!こんな広くてきれいなお家にタダで住めるんだよ!!
やった〜やった〜!」

と娘と手を取り合って飛び跳ねたくらい(笑)

娘はなんかよくわかんないけどママが喜んでるから一緒になって
喜んでました(可愛)

 

2、家と職場が近い。さらに同僚が同じアパートにいて安心。

勤務先である大学とアパートは同じ敷地にある大学が多いようです。

私の勤務する大学は車で20分程度とちょっと離れてはいるんですが、
外国人教師送迎用のバスが朝と晩に出ます。

朝は一限目に間に合う時間、夜は最後の授業が終わる時間
つまり常勤中国人教師の出勤退勤時間に合わせてあるので、
幼稚園の送迎に間に合わない私はほぼ利用していませんが、
単身の先生たちは利用している人もいます。

同じアパートの1階から10階まで、大学の教師が入居しています。

外国人教師以外には、家庭を持っている中国人教師と教授が住んでいます。

私以外の外国人教師は全員アメリカ人男性で、女ひとり子ひとりの私は
入居当初、ウォーターサーバーの設置やベッドの移動、子供用トランポリンの
組み立てなど、力仕事を色々手伝ってもらって助かりました。

アメリカ人男性ってこちらが頼まなくても進んでやってくれるんですよね。
基本紳士なので、日本から来た当初は久しぶりに女性扱いしてもらって
嬉しかったな〜。

アメリカ人はパーティー好きというのは本当で、毎月のように誰かの家で
ホームパーティーがあり、寂しさを感じる暇もありません。

アパートの管理人や警備員、ご近所の人などみんな私のことを大学の教師で
日本人と知っているので、フレンドリーに親切にしてくれるし、
知っている人がたくさん同じアパート内にいるというのはシングルマザーには
とても心強いです。

3、休みが幼稚園や小中学校と同じ。しかも有給。

同じ教育機関なので、幼稚園や小中学校と大学は休み設定がほぼ同じです。

土日祝日はもちろん、夏休みと冬休みもほぼ同じ期間休みです。

ひとり親家庭が悩むところでもある子供の長期休み問題。

解決!!

日本にいた頃は土曜日も子ども園に預けていましたが、今は土日も連休も
夏休みも冬休みもべったり子どもと過ごしています。

夏休み冬休みは日本に帰国するもよし、旅行に行くもよし。

ちなみに夏休み冬休みも給与は出ます!

1年目の冬は帰国してコロナロックダウン発生で中国に戻れない事態も経験しましたが、
これは非常事態なわけで、普通なら問題ないわけです。

今年の冬休みは同じ省内の別の大学に勤める日中国国際結婚夫婦の家に泊めてもらって
住んでいる地域よりちょっと都会を楽しみ、

この夏休みはコロナ規制も緩くなったので近隣省を鉄道で回りつつ、
シュタイナー幼稚園のサマーキャンプに参加する予定です。
(体験談は後ほど記事にする予定)

預かってくれる祖父母もいなければ土曜保育もない中国のこの地で
シッターも使わずたった1人で仕事と育児の両立ができているのは
私が会社員ではなく、大学教師の仕事を選んだからに他なりません。

そしてそれこそが、思い切って移住した最大の理由でもあります。

母子家庭だからといって仕事漬けで子供に寂しい思いをさせたくない。
それだけは絶対嫌!おばあちゃんに育てさせるとかも絶対に嫌!!

幼い時は母親と一緒にいたいもの。
その欲求をちゃんと満たしてあげたいし、私もただひたすら可愛い幼少期を一番近くで
しっかり見ていたい。(イライラもするけどね)
さらには子供の発達(特に言語)を観察したい。(職業病💦)

それが私の価値観だからです。

 

4、給与は月給固定制だけど労働時間はフレックス(週休4日で給与は常勤並み!)

外国人教師の給与は月給制で固定です。

うちの大学の場合は週12コマ以下(1コマ=45分)で七千元。

上海や広州などの都会ならコマ数16コマで1万元くらいのところが
多いと思います。

週12コマが規定にはなっているものの、私の勤める大学は日本語科がまだ
創立5年程度で新しく知名度がないため、日本語専攻の学生が少なくて
実質週8コマまでしか担当したことがありません。

前学期は週3日の勤務。
さらに全部半日、っていうか90分だけ!

でも実際には授業準備を家でしているのでこれだけが仕事というわけでは
もちろんないですが、朝10時過ぎから12時まで授業してあとはフリーみたいな。

準備する必要がある時はするけどしなくていい時は家でドラマ見たり。

大学の授業時間は夏季と冬季で多少違いますが、
8時過ぎに1限目が始まり、昼休憩2時間から2時間半(どんだけ〜)
で、夜は6時頃に終わります。

その中で自分に割り振られる時間帯は色々ですが、私は幼稚園送迎を
自分でしなければならないため、それを採用面接の時に伝え、
朝一と最後の時間の授業は入れない約束をしてもらいました。

なので、午前は3限目以降(10時すぎ)午後は4時頃に終わる昼間の
授業だけを入れてもらっています。

主任と教務課の担当が変わった時に伝達がうまくいってなかったようで
1限目と最後の8限目の授業を入れられたことがありましたが
「入れない契約で来たので変更してください!」と言って変更してもらいました。

これだけの時間しか働いていなかったら日本だったら給与もそれだけしか
もらえないですが、(国内の日本語学校非常勤なら時給制)

給与はしっかり常勤分。

なんて恵まれているのでしょう!

 

5、職場に子供を連れて行くのもOK。

中国の大学では、教師が職場に子供を連れて来るのも普通に許容されています。

夏休みとかほぼ同じ時期と書きましたが、年によって多少ずれることもあります。
例えば今年の夏休みのスタートは幼稚園の方が1週間早かったのですが、

小さな子供がいる先生たちは結構子供を連れて来ていました。

私も最後の1週間、成績の最終チェックと実習クラスの指導などで
3日間大学に行く用があったので、子供を連れて行きました。

成績チェックや会議の時は横で子供に動画を見せて
最後の実習授業は5歳娘も参加させ、大学生と一緒に日本語のゲームを
したりスイカ割りをしたりしました。

大学の入学式も卒業式も子連れOKだし、職場の食事会はもちろん
問題なし。

そんなことも許される環境。

本当にありがたいです。

 

まとめ

中国は日本に比べて子供に優しく寛容な社会です。

母親が働くのも当たり前なので、仕事と育児の両立にも
協力的と言えると思います。

そして何より、外国人教師という立場は、非常に優遇されています!

私はシングルマザー1年目の時、いろいろあって実家を出た後、
田舎の古民家を1万円で借りて生活するか
中国で大学教師するか

ちょっと悩んでいました。

でも元々ずっと海外生活をしていたので慣れていたのもあり、
中国語が大好きで生活に困らない程度できるのもあり、
もう一度中国に住みたい気持ちがどんどん膨らんだのもありますが

1番の決め手はこの待遇です。

これなら他人に頼らなくても仕事と育児を両立できる!

仕事と生活をする上で実際細かい不満はちょこちょこありますよ。

それでも!

タダで広い家に住んで安定した給料をもらえるだけでも
シングルマザーならもう決めてもいいんじゃないかと思うくらい!

え!私も考えてみたい!と思われたあなた。

次回どうすれば大学の日本語教師になれるかを書いていきますね。
(まあすでに他の方がアップしている情報はたくさんありますが)

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